世迷言の掃き捨て場

使用方法なんて適当にきまっとるやんけ。

供養の文

なんか昨年、勢いで書いた文が発掘されたので供養のためにここに置いておくよ。

 

 

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100公演、数にしてはめちゃくちゃすごい。

 何より、それだけ長い間活動を続けてきたという証明の数だなと感じる。

6月8日と9日の田村ゆかりLOVE ♡ LIVE 2019 *Twilight ♡ Chandelier* 福岡公演と熊本公演に参加された皆様お疲れ様でした。

今回の2公演が自分にとっての田村ゆかりさんという存在がなんなのか、改めて考えさせられる公演になったので、思っていることをダラダラ綴っていこうかなと思ってます。

 

まず、僕がゆかりんのライブに初参戦したのは2013年の6月の*Cute'n Cute'n Heart* から。中学時代から個人名義の曲の存在は結構知っていて、恐らく始めて意識して聞いた出会い曲は「あなただけに〜it’s only my love〜」だったかな。 FFC武道館初日でいきなりイントロ流れ出した時は泣き出して崩れ落ちた記憶。

田村ゆかりさんのアーティスト性の魅力の1つとしてずっと思っているのは、やっぱり新しい新譜が出るたび、田村ゆかりの楽曲だってすぐわかること。昔からテーマが変わらないことが重要ことだと思っています。でも、その中でも細かく種類を分けてしまえば色々なテーマに分かれるのだけど、大まかに言ってしまえば「歌手の田村ゆかり」さんの楽曲テーマって3つに分かれますよね。2018年のバースデーライブだった*Tricolore♡Plaisir* ってまさしく1つの田村ゆかりさんの集大成みたいなライブだったなと。

 1日目の太陽の田村ゆかり。 2日目の月の田村ゆかり。 3日目のゆかり王国のお姫様の田村ゆかり。 皆さんはどんな田村ゆかりさんが好きですか?

僕も3日間参加しました、一番楽しかったのは2日目でした。

僕にとっては、田村ゆかりさんの真骨頂ってバラードで「こっちを向いて」とか「不可侵な愛」とか「miss you」とか。あ、最近出た中では「横顔」は本当に刺さった。そういう系統が大好物です。新曲出るたびなんだかんだ必ず好きな系統の曲が一曲入っているから、そういう変わらないところが特に好き。

余談になりますけど、「横顔」が収録されている「恋は天使のチャイムから」には計4曲収録されていて、初見で聞いたときに好きだと思った楽曲でどういう田村ゆかりさんの系統の楽曲が好きなのかわかるので、知らない人とか興味ある人は是非やってみてください。 「恋は天使のチャイムから」は田村ゆかり楽曲における基本の教科書だと思ってる。(当時のTwitterの反応を見る限りそういうところを本人も意識していたっぽいしね。)

 

話が逸れた。もちろんゆかり王国のお姫様の田村ゆかりさんや太陽の田村ゆかりさんも好きですよ?

でもあのライブにおける二日目のライブって何より素に近い田村ゆかりさんの姿が見れたライブだと思うんですよね。 ゆかりんのライブにおいて、本人は本当はやりたくないって発言もあったりしたけど、MCって何より重要なファクターだと思っています。 当人の本人の調子やテンション、何を考えているかってこともなんとなくわかっちゃうんだけど、逆にMCの長さやテンションによってその日のライブの楽しさって結構決まる部分が正直大きい。

なんでかって?

本人が面白そうに笑って話している姿を見てたいし、何より田村ゆかりさんへの理解を深めたいから。トークを聞きたいなら乙女モードやらのラジオでいいだろ!って意見もあるかもしれないし、もちろんそうだからラジオも定期的に聴いてる。

でも、ライブ会場って空間は外から隔離された空間であって、何よりゆかり王国って空間がそこに存在しているんですよ? 真面目に答えるならなんでわざわざライブ会場にまで足を運ぶの?って話になる。

もちろんいろいろな付加価値はあって、ライブツアーであれば、地方会場に遠征することになる。それはつまり旅行になるわけで、現地の美味しい物を食べたり、いろいろな観光をしたりということもするよね。 世間的にはそれを狙ってアーティスト側とタイアップするとかそういう事例もある。 でもこの話では付加価値が重要ってわけではなく…。

基本、その行った行動には必ず行動原理があるわけで、それってじゃあ何?っていう。 それって、「田村ゆかりさんが楽しい時間を提供してくれるっていう信用」があるから現地へ足を運ぶモチベーションに繋がるのかなって。

 

逆に言えば、その信用に霞がかかった時ってどうなるのかって話に繋がる。

それが*Sunny side Lily*千秋楽のラストの曲だった。

 

「you」

 

ツアーでも披露されましたね。しかもあの時と同じピアノの弾き語りの演出。

広島からの参加で事前情報を仕入れないようにしてたので、目の前であの光景を出された時は驚愕しすぎて頭がバグりました。

*Sunny side Lily*がツアー通じてあまりにも楽しすぎて、ラストがあの締まり方だったことをずっと引きずっていました、正直。

まさしく、SsLの亡霊。

広島公演が終わった後も「you」の衝撃がずっと抜けなくて、福岡公演も不安と期待が入り混じってた。

でも、結果として福岡の「you」は違うものに感じられた。

悲しそうだけど、柔らかい笑顔で歌っていた。

*Sunny side Lily*の「you」はネガティブの塊で、聴いていてただ辛くて思考することが怖かった。

でも、*Twilight♡Chandelier*の「you」は、ネガティブの中にポジティブが感じられる曲になってた。

 

翌日の熊本公演。101公演目。

めちゃくちゃ楽しかったです。

100公演目という節目のプレッシャーから解放された、ツアーのペースを掴んできた、いろいろな要因があるとは思うんですけど、とにかくMC含めてゆかりんのテンションが高かったし、なにより演者側がめちゃくちゃ楽しそうにしてたから、こっちも自然と笑顔が移ってた。

*Sunny side Lily*の「you」で曇っていた「田村ゆかりさんが楽しい時間を提供してくれるっていう信用」を晴れさせてくれる公演になりました。

 

演者側がやっぱ楽しそうにしてることが一番だし、Win-Winになるよね。

やっぱ、僕にとってのゆかりんのライブは「めちゃくちゃ素でダルそうに王国民を弄って楽しそうにしている姿が見られること」が必須条件だし、それを見るには地方公演が一番そういう姿を見やすい場所なんだなぁと再確認しました。

やっぱ、それが一番ライブに通うモチベーションになってるんだなぁ~。

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