キャパ小さい舞台の面白さ(とデメリットについても)
昨年いろいろあって参加したイベントの半分くらいがキャパ小さい箱でやる演劇だった(ほぼすべて一人の演者が出てたやつ)んですけど、昨今のコロナのおかげでイベントやらがそもそも消滅していってて在宅が加速してるので、なんとなく感覚を失いたくないなーと思って筆を取ってみる。
イベント行き始めて7年目になるんですけど、4ヵ月もイベント行かない月が空くなんてことなかったからね。在宅が捗るよ、タノシー。
さて、あくまでも個人的経験から思ったことの表面的な部分をつづるだけだがら賛否両論は受け付けない。良いね?
ていうか個人の防備禄のつもりです。
1、キャパ小さいからあえて後ろで見てみる
自分が観劇した舞台だとキャパ80~300程度の劇場が多かった。
全通とかしてて思ったのは座席選びの仕方。
人によってスタンスが違うだろうから一概には言えないけど、複数公演行く予定があるなら基本後ろの席がいいと思いました。
演者一人の生の演技を間直で見たいって理由で、全部SS席取っちゃう人とかいるかもしれないけど、それだと劇全体の流れとかが把握できなくてもったいなく感じちゃった。
どうせなら作品としてできる限り、全部楽しむことしたくない?
作品のテーマとか他の演者さんとの掛け合いの流れとか、あと前の方にいると結構視野外でセリフをしゃべってない演者さんがアドリブで面白い動きとかしてたりするからそういうところに目を向けてみるとさらに楽しくなったりするよ。
それをするためには、あえて後ろの席で情報量を多く見てみるのも面白いと思います。
ベストポジはやっぱ、中央列の真ん中付近かなぁ。
2、「劇」としての完成形がみたいなら土曜の公演
平日からやる舞台、9公演×2を全通した感想。
生でやる特性上どうしても、演者さんたちのテンションとか調子って回数見てると目に見えちゃうものなんだけど、ちょうどいい塩梅が土曜…というか9公演舞台だと、大体後半戦に差し掛かる6~7公演目くらいなのかな~。
千秋楽だとお祭り騒ぎになっちゃったりして、ちょっと(ちょっとどころじゃないものもある)(それはそれで楽しい)(むしろそれ目的もある)テンションオーバー気味になったりとかもあるから「冷静」で「それなりに調子の乗ってる」演技を見たいなら6~7公演目あたりが一番いいと思った。
初見で1公演だけ見るって舞台があるなら、そこがねらい目かな~。
3、解釈が変わるから楽しい
これは複数公演行く前提ではあるんだけど、回数重ねてみてると役のキャラクター性の解釈にいろいろなパターンが生まれたりする。それはとても楽しい。
前の公演の時にはなかったアドリブが入るだけで、その演技の解釈は無限になる。
一回立ち止まって振り返るって一つの動作が加わるだけで、そのキャラの心情表現の解釈が全然別のものになる。
それは複数公演行く醍醐味。
めっちゃ楽しい。それがコメディ作品なら爆笑しながら観れるから尚更。
4、デメリット
座席が狭かったり、パイプ椅子が多いから腰が死ぬ。
20時間強観劇すると、あらバッキバキ。
いいか、絶対自前でクッションをもってけ。
以上。
適当に思いついたこと羅列しただけだから、あとで修正追記しそう。